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シャスタチャンネル管理人 ゆきこのブログ

ネィティブインディアンの儀式 ユイピセレモニー

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コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、カリフォルニア州は不要不急の外出は禁止になっています。

 

 

そんな中ではありますが、ネィティブインディアンの神聖なる儀式の1つ、「ユイピセレモニー」に参加をさせていただきました。

 

ユイピとはTide up

 

と最初にお話がありました。

 

直訳すると縛られた という意味ですが

 

今回のセレモニーを振り返ると

 

人と人とを繋ぐ

絆を結ぶ

 

という思いが、込められているなぁと感じました。

 

 

セレモニーは真っ暗な部屋の中で行われました。

窓や部屋の電球、ドアのノブなど色のある物には全て真っ黒なシートがかけられていました。

そして、セレモニー中は真っ暗になるため、

 

「トイレに行きたい人は先に行っておくように〜」

 

と、アナウンスされました。

 

そして

 

「身につけている、貴金属、メガネなども外すように」

 

と、主催者からお願いがありました。

私は白のスニーカーを履いていたので、それを脱ぎました。

 

ほんの少しの光も、反射も遮断するこだわりに

 

あ〜、これは遊びではないのだな

 

って、すごく感じました。

別にね、いい加減な気持ちでその場に行ったのではないのだけど、私の想像以上に、

 

ネィティブインディアンの儀式は神聖なもの

 

という事を体感を通して学びました。

 

 

参加者が囲んだ中に、長方形のシートがひかれ、その4つの角には色のついた旗のようなものが置かれていました。

 

 

その中に、年配の男性が入り、薄暗い中で、まずはお話が始まりました。

あとで、聞いたのだけど、その年配の男性は、メディスンマンだそうです。

 

イメージしていたメディスンマンとは全く違いました。

 

何をイメージしていたかって?

 

ごっつくて、存在感バリバリの人 

 

でも、その年配の男性は

 

とてもサラ〜っとしていて、風が吹いたら消えそう なくらい

 

私のイメージとは全く正反対の雰囲気の方でした。

 

 

お話が終わり、いざ、セレモニーへと入ります。

 

部屋の中央のメディスンマンは両手を後ろに回し、両手の親指をしっかりと紐のようなもので括られます。

 

そして、さらにその上から大きな布を掛けられ、体をさらに縛られます。

そして、身動きが出来ない状態で他の人たちの手によって中央へと寝かされました。

 

 

明かりが消えて、セレモニーが始まります。

 

メディスンマンがチャネリングをして、メッセージをその場へと降ろしていきます。

 

太鼓の音が鳴り響いて、人々が歌を歌います。

 

そして参加者の人が自分の体験を話していきます。(正直、英語が全部綺麗に聞き取れなくて残念😿)

 

それに対して再びメディスンマンがメッセージを降ろしていく、そんな感じでセレモニーは続いていきました。

 

 

目をつぶっていても、目を開けても、そこには真っ黒な世界が広がっていました。

 

なんとも言えない不思議な感覚です。

 

暗闇の中で自分の体が見えないので、自分には肉体があったのだろうか?!

 

と思えてくるのです。

 

そして、どこからともなく、太鼓の音が聞こえて来て、人々が歌う声や、話す声が聞こえます。

 

真っ暗な空間の中で、その場所、音、人々の声と私との間になんの隔たりもないように感じました。

 

 

これまで、感じた事のない不思議が感覚でした。

 

セレモニーのクライマックス、パッと明かりがつくと、

 

縛られた紐をほどき、被された布から出たメディスンマンが中央に静かに座っていました。

 

 

え?私は手品か何かを見に来たの?

と、突っ込みたくなりますが、もちろん違って

 

 

これがネィティブインディアンの儀式なんだ

 

 

と、自分で自分に納得をさせました。

そのくらい、その日は自分が感じたことや、見たことを、どう解釈していいのかがわからなかったのです。

 

 

儀式にはたくさんスピリットが来ていたようで、今、世界で広がっているコロナウィルスへの助言のメッセージもありました。

 

決して不安や恐怖に飲み込まれないように。

常に自分自身をもっと高い意識へと置くように。

 

あと、大きなスパイダーがシャスタの地を覆うように守っている、というような話をしていました。

理由はよくわからないのですが、ネィティブインディアンの人たちにとって、8という数字はとても神聖で大切な数のようです。

コロナウィルスの拡大が続いている状況下に置いて、8本足のクモが守っているということは、とても希望となる事のようでした。

 

今回のネィティブインディアンの儀式は、コロナウィルス終息への祈りも込められていたのだろうと思います。

 

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セレモニーの後にもらった人形

 

そして、赤い布で出来た人形のようなものをいただきました。

明日から4日間、なんでもいいので、この人形と共に祈りを捧げて、5日目に焼くようにとの事でした。

 

 

明かりが点いたあとは、パイプ、食べ物や飲み物が順々に回って来て、それを参加している全員で食べました。

 

そして、それも終わったあと、食事が振る舞われました。

 

 

今、振り返ってみても、ネィティブインディアンの儀式を頭で理解しようとするのは、とても難しく感じます。

 

 

頭で理解するものではなくて、心で感じるものなのだと思います。

 

 

参加した人々によって、暗闇の中で体験することは違うのだろうと思います。

 

私が真っ暗の中で経験したのは、

 

 

私と私の周りにある全てが1つに繋がっている感覚。

 

 

そういう意味では、このユイピセレモニーの儀式の意図を感じることが出来たのかなぁと思います。

 

 

後日、いただいた人形は焚き火の中で燃やしました。

 

私が込めた祈りは

 

コロナウィルスの終息

人々の健康

平和な世の中

 

です。

 

 

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焚き火

 

外出が思うように出来なかったり、必要なものを買えなかったり、いろいろと大変な時期ではありますが、何よりもお体を大切にお過ごし下さい。

 

ネィティブインディアンとの出会いは↓

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